葛城線(五條方面用)現用車両(案)
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  • 5000型
  • 5000型登場時
    初代「シェルパカー」。 これは登場時の姿です。
    5000型現在
    現在の姿です。(犬鳴線用ワンマン改造・トイレ撤去後の姿)
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    〜解説〜
    5000型電車は、本線が地下で繋がった、1961年に近畿車輛で製造された、葛城線初の高性能車両です。

    この電車はライト周りが「特徴的」で、6500型の面影を残しつつ「近代的」にデザインされています。

    本線600型のグループに属するこの電車は、当初より「地下乗り入れ対応」設計でしたが、「金岡公園」(現在の「金岡」)駅が「未改良」だった登場当時は、「堺」発着の「五條急行」として活躍しながら、「金岡公園」駅での「スイッチバック」運転でたまに「本線」へも顔を出していました。

    そして、1966年に「金岡公園」(現在の「金岡」)駅の改良工事が完成した時に、本来の任務である「本線〜五條間直通急行」の運用に就いて、平坦線でも勾配線でも活躍できる「シェルパカー」としての機能を、いかんなく発揮しました。

    現在は、一部が「犬鳴線」へ転属した(2007年現在1編成在籍)ほかは、廃車が進行中で、近い将来、見ることができなくなるかもしれません…
    主要諸元
    2連のみ・1C4M抵抗制御(2両1ユニット)・電磁直通(HSC-D)ブレーキ・発電ブレーキ付き
    編成図
    登場時 ←堺 M'c+Mc 五條・西吉野(新世界・高槻)
    (「金岡公園」でのスイッチバックのため、編成が「逆向き」になっていた。)

    現在 ←松が丘・新世界/犬鳴温泉 M'c+Mc (熊取)泉佐野/五條・西吉野→
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    5100型登場時
    通勤型「シェルパカー」 これは登場時の姿です。
    5100型現在
    現在の姿です。
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    〜解説〜
    5100型電車は、1968年より製造が開始された、車内が「オールロングシート」の「通勤型シェルパカー」です。

    本線800型のグループに属するこの電車は、車両限界の関係で「シェルパカー」しか入線できない「大判〜西御所」間の「通勤時」の混雑を緩和するために作られた車両で、「葛城線シェルパカーシリーズ」唯一の3ドア車となっています。

    もともと「通勤用」として作られたため、他の「葛城線専用」形式が「クロスシート・トイレ付き」なのに対して「ロングシート・トイレ無し」となっており、休日の「五條」「西吉野」行き急行運用に入ると、落胆の声が聞こえてくる…らしいです。

    そのせいか、現在の運用では「西御所」行き「区間急行」や、朝夕の「急行」の増結編成に回ることが多いようです。
    近年、「本線南部<光明池〜泉佐野間の普通>や犬鳴線」でも活躍、特に「犬鳴線」では主力となっています。
    そのため、5000型とともに「車内運賃収受方式のワンマン運転」に改造された編成がありました。(今は駅収受ワンマン運転)
    一部の車両に対しては、車体保全工事を行って「戸袋窓」が撤去され、外観が変わりました。

    過去には「本線北部延伸開業区間」(高槻〜松が丘間)でも活躍した時代がありました。
    主要諸元
    2連のみ・1C4M抵抗制御(2両1ユニット)・電磁直通(HSC-D)ブレーキ・発電ブレーキ付き
    編成図
     ←松が丘・新世界/犬鳴温泉 M'c+Mc (熊取)泉佐野/五條・西吉野→
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    5200型
    2代目「シェルパカー」。
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    〜解説〜
    5200型電車は、1991年より製造が開始された、5000型の後継車両です。

    この電車は、一見本線1000型のグループに属するように見えますが、下回りはこれまでの電車と同じく「抵抗制御」となっています。それは、列車本数が少なく、急勾配区間の多い「西御所〜西吉野」間では、インバータ制御の電車では「回生制動」を使用したとき、他に電気を消費する電車が少なくて「回生失効」となる確率が高く、安全のために「抵抗制御・電気ブレーキ」のシステムを採用した為…です。

    また、この形式は、「葛城線シェルパカーシリーズ」唯一の4両固定編成となっており、現在、主に「急行」運用が主で、朝夕ラッシュ時には各種「シェルパカー」を併結して、最大10両編成(富田林〜本線高槻方面)で運用されています。
    主要諸元
    4連のみ・1C4M抵抗制御(2両1ユニット)・電磁直通(HSC-D)ブレーキ・発電ブレーキ付き
    編成図
     ←松が丘・新世界 M'c+M_M'+Mc 五條・西吉野→
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    5400型
    5000型後継。3代目「シェルパカー」
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    〜解説〜
    5400型電車は、2005年から製造が開始された、3代目「シェルパカー」です。

    5000型の後継車両として、5200型が製造されましたが、5200型は4連固定編成で、運用上「輸送力オーバー」になりがちな事から、2連の代替として製造されました。

    いわゆる「6xシリーズ」の延長上にある形式で、地上での「電力吸収装置」の整備が進んだことから、「シェルパカー」初のVVVFインバータ制御・回生ブレーキを採用。(一応、発電抵抗器もつんでいますが。)
    車体は本線6000型学本6700系と同じく「日立A-Train」で、「アルミ無塗装」をベースに「葛城線専用塗色(ラインカラーの紫を配色)」を施したものですが、急カーブに対応したのか、台車は「ボルスタレス」では無く、普通の「ボルスタ」付きミンデン台車を履いています。
    車内は「片側1人がけ/2人がけ」の転換クロスを配置。トイレは関西電鉄初の「真空吸引式」となりました。

    登場したばかりですが、2連が5編成となって早くも「葛城線のスター」的存在となっています。
    今後5000型を完全に置き換えるまで量産されるほか、3連固定編成も登場する予定となっています。
    主要諸元
    2連のみ 1C2M VVVFインバータ制御(2両1ユニット)・電気指令(HRD)ブレーキ
    【電空読み替え装置付き】
    編成図
     ←松が丘・新世界 M'c+Mc 五條・西吉野→
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    2005年1月末現在の車番・編成一覧表へ




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